「スモモモモモモモモ」——2025年5月、浦和競馬場でこの名前の競走馬が初優勝を果たし、SNSで「読めない」「実況アナウンサー大丈夫?」と話題になりました。
実は競馬界では、このような「変な名前」の馬が毎年誕生し、ファンや一般層を楽しませています。

初めて「スモモモモモモモモ」の名前を見た時、「もはや呪文では…?」と目を疑いました。
でも、こうしたユニークな名前こそ競馬の魅力の一つだと気付いたんです!
この記事では、なぜ変な名前の馬が多いのか、その背景やルール、珍名馬の魅力を解説します!
【なぜ変な名前が多いのか?】馬主の個性・話題性・工夫が生む珍名馬
なぜ変な名前が多いのかというと、馬主遊び心や、ファンに覚えてもらう戦略が主な理由のようです。
この後、詳しく見て行きましょう。
理由1:馬主の遊び心が爆発している!
- 言葉遊びやインパクト重視:「スモモモモモモモモ」や「ネコパンチ」など、思わず二度見してしまう名前が多いのは、馬主のユーモアや個性の表れです。
- ダジャレや印象的なフレーズ:「ワスレナイデ」や「ビックリシタナモー」など、語感や意味で楽しませてくれる名前もたくさん。
理由2:ファンに覚えてもらう戦略
「バブルガムフェロー」や「シゲルスイカ」のように、ユニークな名前はファンの記憶に残りやすく、馬券購入時の「応援買い」や話題作りにもつながります。



『ネコパンチ』の逃げ切り勝ちを見た時、名前だけで応援したくなりました。
やっぱりインパクトって大事ですね!」
【競走馬の名前はどうやって決まる?】意外と厳しい命名ルール
競走馬の名前は自由に見えますが、『公益財団法人ジャパン・スタッドブック・インターナショナル(JAIRS)』の厳格な審査を通過する必要があります。
主なルールは以下の通りです:
- カタカナ2~9文字
(アルファベットなら18文字以内) - 既存の有名馬や紛らわしい名前は禁止
(例:ディープインパクトの類似名) - 公序良俗に反するものはNG
(下品な言葉や商標権侵害など) - 名前の由来や意味を申請時に記載
(「スモモモモモモモモ」は「李も桃も桃」から)



こんなに厳しいルールがあるのに、なぜこんなに個性的な名前が通るのか…
審査官のセンスも問われそうですね!



なるほど、競走馬の名前を
付ける時にはルールがあるんだね。
それじゃあ、私も名前を一つ考えてみようかな。
というわけで、筆者も競走馬の名前を考えてみます。



「ユイツムニノヒズメ」というのはどうでしょう?
早速、公益財団法人ジャパン・スタッドブック・インターナショナル(JAIRS)のルールと照らし合わせてみます!
主なルール(JRA・地方共通)
- カタカナ2文字以上9文字以内
(アルファベットの場合は18文字以内) - 既存の有名馬や紛らわしい名前は禁止
- 公序良俗に反する言葉は禁止
- 商標権や著作権を侵害しないこと
- 意味や由来を申請時に記載すること
「ユイツムニノヒズメ」の場合
- 文字数:「ユイツムニノヒズメ」はカタカナで
9文字。→ OK - 既存馬名との重複:2025年5月時点で「ユイツムニノヒズメ」という馬名はJRA・地方ともに登録されていません。→ OK
- 公序良俗:問題なし。→ OK
- 商標等:特定の企業名や商品名ではないので問題なし。→ OK
結論
「ユイツムニノヒズメ」は、現行の競走馬命名
ルールに反しません。登録申請すれば、原則として許可される名前です。



おー!「ユイツムニノヒズメ」は競走馬の名前として使えるんだね!
響きもいいし、競走馬の名前としても印象に残るのでは?
実際にこの名前の馬が走ったら、実況でも映えそう。



競走馬の根前を考えるの楽しいかも。
馬主さんの遊び心がわかる気がする!
【珍名馬カタログ】実在する変な名前・面白い名前の競走馬たち


ここでは、実在する変な名前、面白い名前の
競走馬たちを紹介して行きます!
1. スモモモモモモモモ(2025年初優勝!)
- 由来:「李も桃も桃」という言葉遊びから。
- 実況の苦労:「スモモモモモモモモ、先頭をキープ!」とアナウンサーが早口言葉状態に。
- SNS反響:「もはやAI生成では?」「名前だけでファンになった」と話題沸騰。
2. 食べ物・言葉遊び系
- バブルガムフェロー:お菓子の名前から。1996年天皇賞(秋)を制した名馬。
- ワスレナイデ:忘れられない思い出を込めて名付けられた実在馬。
3. 冠名+個性派
- シゲルスイカ:森中蕃さんの「シゲル」シリーズの一頭。果物や野菜の名前をつけることで有名な馬主さんです。
- マツリダゴッホ:冠名「マツリダ」+画家「ゴッホ」の融合。2007年有馬記念優勝馬としても有名。
4. その他の個性派・珍名馬(実在)
- ネコパンチ:2012年日経賞を逃げ切ったことで話題に。
- ビックリシタナモー:驚きの名前でファンの間でも人気。
- オニャンコポン:ユニークな響きが印象的。
- オレハマッテルゼ:思わず「待ってたぞ!」と声をかけたくなる名前。



『シゲルスイカ』を見た時、『次はシゲルメロンか?』と期待してしまいました。
馬主さんの野菜愛が止まらない!
【スモモモモモモモモ初優勝の舞台裏】実況泣かせの珍名馬が生まれた瞬間
2025年5月26日、浦和競馬第5レース。スモモモモモモモモは最後の直線で差し切り、初優勝を飾りました。
- 実況アナウンサーの苦労:「ス、スモモモモモモモモが抜け出しました! いや、本当にこの名前です!」
- 馬主のコメント:「読みにくい名前で申し訳ないですが、皆さんの記憶に残ればと思って」
- SNSトレンド:#スモモモモモモモモ が3時間で1万ツイート



実況中継を聞いていたら、アナウンサーが途中で笑いをこらえる声が聞こえてきそうでした。名前だけで歴史に残るレースになるかもしれません!
【珍名馬が競馬をもっと楽しくする!】名前の魅力とファンの楽しみ方


- 馬券の「ネタ買い」:「ネコパンチ」や「ビックリシタナモー」など、名前だけで馬券を買うファンも多数。
- 子どもも参加できる:「オニャンコポン」など、家族で応援したくなる可愛い名前も。
- 由来を知る楽しみ:馬主の思いやダジャレのセンスに共感できるのも珍名馬ならでは。



競馬初心者の友人に『ネコパンチ』の馬券を勧めたら、『猫好きだから応援する!』と即決でした。
名前の力は偉大です!
まとめ
競走馬の「変な名前」は、厳しいルールと馬主の遊び心が生み出す芸術品です。
スモモモモモモモモの快挙は、珍名馬が競馬を盛り上げる証と言えるでしょう。
これからも競馬界のネーミングセンスに注目です!
そして気になる珍名馬がいたら、ぜひ馬券を買って応援してみてください。
名前の由来を調べると、意外なドラマが見えてくるかもしれません!