Netflixのドラマ「さよならのつづき」を
ご覧になりましたか?
とても感動的で景色も美しく印象的なドラマ
でした。
その中で、主人公のさえ子が、恋人の親友である
健吾に
「次は同じ人を好きにならないようにしようね」
と言うのですが、健吾の好きな人とは、
一体誰なのかが気になりますよね。
そこでこの記事では、ドラマの中に健吾の
キャラクターや、ドラマの中にちりばめられた、
沢山の伏線から考察してみたいと思います!
健吾の好きな人:「次は同じ人を好きにならないようにしようね」の意味
さえ子のセリフからわかること
Netflixオリジナルドラマ「さよならのつづき」を
見て思ってのは、健吾は雄介を好きであったと
思います。
まず、最終回のシーンでさえ子が健吾に
「次は同じ人を好きにならないようにしようね」
と言ったことが重要な手がかりとなります。
このセリフは、健吾が過去に雄介を好きだった
可能性を示唆していますよね。
雄介との関係性と健吾の感情
健吾と雄介の関係性は物語全体を通じて重要な
要素となっています。健吾は雄介の幼なじみで
あり、共にカフェを経営していました。
雄介の死後も、健吾はさえ子(雄介の恋人)を
支える存在となり、雄介の思い出を語り合う
ことでさえ子との絆を深めていきます。
健吾の行動や態度からも、雄介に対する特別な
感情が読み取れます。
例えば、健吾が雄介のプロポーズを手伝ったり、
彼の幸せを願ったりする姿勢は、自分の気持ちを
抑えつつも雄介とさえ子の関係を支える複雑な
感情を示しています。
また、健吾は雄介の死後も彼の存在に大きな
影響を受け続けており、さえ子との会話や行動
からも、健吾が雄介に対して深い感情を持って
いたことが伺えます。
健吾のキャラクター
健吾のキャラクター設定として、
内向的でありながらも責任感が強く、他者に
対して深い愛情を持つ人物なのではないでしょうか。
彼の感情表現は控えめで
すが、行動を通じて周囲の人々への配慮と
信頼を示しているようにも見えます。
結論として、健吾が雄介を好きであったという
解釈は、ドラマ全体のテーマやキャラクター間の
関係性から明確に導き出されるものです。
この複雑な感情はこの物語の大きな要素となって
おり、視聴者に最後に驚きと感動を与える要因と
なっていると言えます。
それでは、このあと、ドラマの中の伏線を
たどってみましょう。
健吾の好きな人:伏線&考察
雄介がさえ子にプロポーズをする場面
雪山でさえ子にプロポーズをしようと思っていた
雄介のために、健吾は友達と一緒にプロポーズ
成功に合わせて花火を打ち上げることにして
いました。
予定とは違い、雄介は目的地に向かうバスの中で
プロポーズをしてしまいますが、無事にさえ子か
ら「Yes」の返事をもらいます。
そして、この時筆者が気になったのが、打ち上げ
花火をあげる時に、健吾が異常なまでに大声を
出して喜んでいたことです。
「親友のポロポーズの成功がそんなに嬉しい
のかしら?」
と思って見ていましたが、これは、雄介のことを
好きな健吾が、つらい気持ちを紛らわすための
リアクションだったのではないかと、あとで気が
つくことになりました。
雄介とさえ子が再会する場面
ハワイで仲良くなった雄介とさえ子は、
次に会ったら運命なので恋人になろうという
約束をして帰国します。
実はさえ子は雄介の連絡先を聞かずに、別れた
ことを後悔していたのですが、さえ子が仕事で
訪れた健吾のカフェで、2人は運命の再会を
果たします。
雄介はさえ子に「約束覚えている?」と言い
さえ子も「覚えている」感激して涙を流します。
この時、健吾とさえ子は初対面なのですが、
健吾が怪訝そうな顔で雄介と会話をするさえ子の
ことを見ていました。
筆者は「なんでこの人(健吾)はこんな怪訝そうな
顔をしているのだろう?」と不思議に思って
いました。
その答えは、健吾は雄介のことが好きで、仲が
良さそうな女の人がやって来たことをこころよく
思っていなかったためだったのですね。
健吾がカフェを始めた理由
そもそも健吾がカフェを初めて理由も、カフェを
やっていれば、コーヒー好きの雄介といつも
一緒にいることができると思ったからでは
ないでしょうか。
ここにも、健吾の雄介への気持ちがあふれている
と思います。
さえ子と一緒に雄介の動画を見ている場面
雄介が亡くなってから、さえ子は健吾やハワイで
コーヒー豆を作るヒロさんに支えてもらい
ながら、生活をしていました。
ある日、さえ子と健吾が、健吾のカフェで一緒に
在りし日の雄介のビデオ(動画)を見るシーンが
あります。
その時に、動画を見る健吾が、ものすごく泣いて
いたので、きっと親友の死が悲しいのだろうと
思っていました。
しかしその時、さえ子が健吾のことをジーッと
見つめていたのです。
この時のさえ子に笑顔はなく、健吾の様子に
”引いている”ようにも見えました。
しかし、この時にさえ子は健吾の気持ちに
気が付いたのではないでしょうか。
さえ子が成瀬と会うことに反対する場面
さえ子が成瀬の心臓が雄介の物で、自分のことを
覚えてくれているという話を健吾にした時に、
健吾は少し苛立っているようにも見えました。
この時筆者は、なぜそんなに苛立つのか?健吾も
雄介の心臓に会いたいのではないか?と思って
いました。
健吾はこの時、雄介の心臓はさえ子の事だけを
覚えているのではないか、自分のことは覚えて
いないに決まっている、と思っていて、それを
確認するのが嫌だったのではないでしょうか。
成瀬がカフェを訪れ自分のことを覚えていると知った場面
成瀬が初めて健吾のカフェに来た時に、健吾を
見た成瀬が「あ…。」と言う顔をします。
つまり、雄介の心臓は健吾のことも覚えていた
のです。
健吾は「俺のことも覚えているのか?」と
尋ねると、成瀬は笑顔を「はい」と答えます。
健吾は「なんだよ、それ。」と言い涙ぐみます。
きっと嬉しかったのと、またさえ子と同じ人を
好きになる可能性を思い浮かべたかも
しれません。
健吾の「俺っていいやつだな」と言うセリフ
成瀬が仕事をさぼり、さえ子と一緒に雄介が
子供のころに過ごした、想い出場所を巡ることに
なります。
その時に、さえ子が健吾に雄介の子供のころの
思い出の場所たずねます。
健吾はさえ子に想い出の場所を教えるのですが、
その時に「俺っていいやつだな…」と
つぶやきます。
これは自分も好きなのに他の人に協力してしまう
ときの、あるあるなセリフですよね。
健吾は本当は自分と雄介との思い出の場は、
恋敵のさえ子に教えたくなかっただろうし、
成瀬と一緒に想い出の血を巡るのは、
つまり雄介と一緒に巡るのと同じなので、
健吾の本心は複雑だったかもしれません。
このように、ドラマ「さよならのつづき」の
健吾の好きな人が雄介であるという伏線と考察は
上記のようになっています!
LGBTQテーマを扱ったドラマ
日本のドラマでLGBTQテーマを扱った作品は
いくつかあります。以下に代表的な作品を
紹介します。
- きのう何食べた?
このドラマは、同性カップルの日常を描いた作品で、料理を通じて彼らの関係性や家族との葛藤が描かれています。特に、主人公たちのリアルな感情や生活が共感を呼び、多くの視聴者に支持されています。 - おっさんずラブ
この作品は、男性同士の恋愛を描いたコメディで、社会現象を巻き起こしました。主人公が同性の上司や後輩から好意を寄せられる中で、自身のセクシュアリティに向き合う姿が描かれています。 - 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい
このドラマは、童貞のまま30歳を迎えた主人公が心を読める魔法を手に入れ、その中で繰り広げられる恋愛模様が描かれています。特に、同性同士の恋愛要素が含まれており、視聴者から高い評価を得ています。 - 女子的生活
トランスジェンダー女性が主人公で、彼女の日常生活や恋愛模様が描かれています。この作品は、トランスジェンダーというテーマに対する理解を深める内容となっています。 - 消えた初恋
このドラマは、若い世代の同性同士の恋愛を描いており、特に学生生活における純粋な恋愛模様が注目されています。最近では話題のキャストが起用され、多くの視聴者に受け入れられています。
これらの作品は、日本国内外でLGBTQテーマを
扱った重要なコンテンツとして位置づけられて
おり、多様なセクシュアリティや人間関係に
ついて考えるきっかけとなっています。
まとめ
今回は「さよならのつづき」の健吾の好きな人に
ついて、ネタバレと伏線回収&考察と言う内容で
解説してきました。
健吾の好きな人は雄介で間違いなさそうですね。
ドラマ「さよならのつづき」はNetflixで
配信されています。
ぜひチェックしてみてください。