みなさん、こんにちは!皆さんは着色料の「赤色3号」をご存知ですか?
2025年1月15日から、アメリカ食品医薬品局(FDA)は、合成着色料「赤色3号」の食品および経口薬への使用を禁止することを発表しました。
日本では「赤色3号」の使用は禁止されていませんが、使用する量に規制があるようです。
今回は、私たちの日常生活に密接に関わっている「赤色3号」がどのような食品に使われているのかについて、お話しします。
あなたの好きなお菓子や食品に、実はこの着色料が使われているかもしれませんよ。カラフルな赤色3号とは一体何なのか、その正体を見ていきましょう。
赤色3号って何?基本情報をチェック!
赤色3号、別名エリスロシンは、日本で使用が許可されている合成着色料の一つです。主に食品の色付けに利用されており、その鮮やかな赤色で多くの製品に彩りを添えています。
赤色3号の特徴
- 水溶性が高い
- 耐熱性がある
- 酸やアルカリに強い
これらの特徴により、様々な食品に幅広く使用されているんです。
どんな食品に使われているの?意外な使用例をご紹介!
赤色3号は、実に多様な食品に使用されています。特に見た目の美しさを重視する製品によく見られます。
1. お菓子類
- 焼菓子:ケーキやクッキーの色付けに使用
- 生菓子:和菓子や洋菓子の色合いを良くするために使用
2. 加工食品
- かまぼこ:魚のすり身製品の見た目を良くするために使用
- 福神漬け:漬物の色を鮮やかにするために使用
3. 果物加工品
- サクランボの缶詰や加工品:見た目を良くするために使用
食品以外での赤色3号の使用例
実は、赤色3号は食品だけでなく、他の分野でも活躍しているんです!
- 化粧品:特にリップ系メイクアップ製品に
- 医薬品:一部の薬の着色に
- 入浴剤:お風呂をカラフルに彩るために
さらに、他の着色料と組み合わせて使用されることもあり、様々な色合いを作り出すのに一役買っています。
赤色3号の安全性について
赤色3号は、食品添加物として20年以上の使用実績があり、一般的には安全性が高いとされています。しかし、注意すべき点もあります。
- 動物実験で慢性毒性が指摘されている
- 過剰摂取には注意が必要
適切な使用量を守ることが大切ですね。
よくある質問(Q&A)
- Q1:赤色3号とは何ですか?
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A: 赤色3号は、食品添加物として使用される合成着色料の一つです。正式名称はエリスロシンで、鮮やかな赤色を呈します。
- Q2:赤色3号を完全に避けるにはどうすればいいですか?
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A:赤色3号を避けるためには、以下の方法があります:
- 食品や化粧品の原材料表示を注意深くチェック
- 「着色料(赤色3号)」と記載されている製品を避ける
- 可能な限り天然由来の着色料を使用した製品を選ぶ
- 手作りの食品や化粧品を試してみる
- Q3:子供の食事で赤色3号について注意すべきことはありますか?
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A:子供の場合、以下の点に注意が必要です:
- 体重あたりの食品摂取量が多いため、赤色3号の摂取量に注意
- 菓子類や清涼飲料水の過剰摂取を避ける
- バランスの取れた食事を心がける
- 可能であれば、天然由来の着色料を使用した食品を選ぶ
- Q: 赤色3号は天然の着色料ですか?
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A: いいえ、赤色3号は合成着色料です。天然由来ではなく、化学的に合成されたものです。天然の赤色着色料を求める場合は、ビートレッドやアントシアニンなどの代替品があります。
まとめ:赤色3号との上手な付き合い方
赤色3号は、私たちの生活に彩りを添える重要な役割を果たしています。しかし、その使用には適切な注意も必要です。食品表示をチェックし、バランスの取れた食生活を心がけることが大切ですね。
赤色3号について知ることで、より賢い消費者になれるはずです。これからは、食品や化粧品を選ぶ際に、ちょっと違った視点で見てみるのも良いかもしれません。
参考:
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6526094
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%83%B3
https://www.aomori.coop/kenmin/news/detail.php?p=945