滋賀県東近江市の中学校で、2025年度の県立高校入試において2人の受験生に合否結果を逆に伝えるという事態が発生しました。
ここで疑問に思うのが、「合格通知」は本人に来ないの?という事です。
今回はこのことについて調査しました!
合格通知は本人に来ない?合否通知システムの問題点

直接通知の欠如
今回の事態で最も気になるのは、合格通知や入学説明会の案内が本人に直接送られていないようです。
滋賀県の公立高校では、合格者の受験番号を学校に張り出すことをしているようですが、中学校にも通知していたようです。
そして、東近江市の市立中学校は、原則学校が生徒に合否を伝える仕組みになっているようです。

ちなみに筆者の場合、都内の私立校の例になるけど、メールで合格を知らされて、入学の意思があるかを確認された後に、郵送で正式な合格通知をもらったよ。
このやり取りに学校は関与していなくて、合格したことを口頭で先生に伝えただけ。



学校が間に入るなんて、考えられないかも。
受験番号まで手入力なんて、先生が大変すぎ!
根本的に見直した方がいいね。
東近江市の公立中学校
ちなみに、東近江市には10校の市立中学校があります。
2025年1月時点の統計によると、東近江市の中学生徒数は3,180人で、県内で6番目に多い生徒数となっています。



これだけ多いと、逆に今までミスがなかった方が奇跡だね。
教員の負担は?


受験番号まで中学の教員が手入力して管理することは、教員にとって大きな負担となっている可能性があります。
人為的ミスのリスクも高まります。



二重チェックをするとか、という問題ではないね。
もっと根本的に変えないと。
生徒と教員の心理的影響


このような誤りは、関係する生徒と教員の双方に大きな心理的影響を与える可能性があります。
特に受験生にとっては、将来の進路に関わる重大な情報であり、精神的なストレスは計り知れません。



入学説明会に行って気づくなんて、不合格だった生徒が可愛そう。
滋賀県と東近江市はおおいに反省して欲しいね。
中学校側はもちろんだけど、中学だけのせいにしないで、県立高校側も考えて欲しい!
まとめ
今回の事例は、県立高校と東近江市立中学の両方のシステムを見直す必要性を浮き彫りにしました。
高校からの直接通知と中学校を介した通知の併用、デジタル技術の活用によるミス防止策の導入など、より確実で透明性の高い合否通知システムの構築が求められます。
2025年度の滋賀県立高校の一般選抜の合格発表日は3月12日と発表されています。
今後、このような事態を防ぐためにも、早急なシステムの見直しが望まれます。
参考:
https://www.nionet.jp/shisetsulink/item_j_highschool.html
https://czemi.benesse.ne.jp/open/nyushi/exam/25/feature/1557557_5060.html