大樹生命の元営業職員が、顧客20人から約8130万円をだまし取るというショッキングなニュースが入りました。
この元職員は2013年~2025年の間、詐欺を働いており、なおかつ2024年11月に懲戒解雇されたにもかかわらず、2025年1月にも被害が続いたと言うの驚きです。
そして、このニュースを見て

この事件を理由に、解約ってできるのかな?



自分が契約している保険会社は大丈夫なのか、確かめる方法はあるのかな?
ということが気になりました。
そこでこの記事では、
- 大樹生命の詐欺事件を理由に、解約はできるのか?
- 自分が契約している保険会社は大丈夫なのか、確かめる方法はあるのか?
という事について解説していきます!
なぜこのようなことが起きてしまったのかも検証してみますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
大樹生命の詐欺事件を理由に解約はできるのか?
大樹生命を解約することが可能かどうかは、契約内容や解約理由によって異なりますので、以下のポイントを確認してください。
解約の可否と手続き
- 自由解約の権利
生命保険契約は基本的に契約者の意思で解約できます。
ただし、解約返戻金があるタイプの保険では、解約時に返戻金が支払われる場合があります。 - クーリングオフ期間外の場合
クーリングオフ期間(通常8日間)を過ぎている場合でも、契約者は解約可能です。
ただし、返戻金が減額される可能性があります。 - 特定の理由による解約
今回のような不正事件が理由で解約を希望する場合、特別な条件が適用されることは通常ありません。
ただし、事件に関連して不安を感じた場合は、保険会社に相談することで柔軟な対応が取られる可能性があります。
解約前に確認すべきこと
- 解約返戻金の有無と金額
解約時に受け取れる返戻金の金額を確認してください。
契約初期では返戻金が少ない場合があります。 - 代替プランの検討
解約後に新しい保険に加入する場合、年齢や健康状態によって保険料が高くなる可能性があります。
新しい保険を確保してから解約を検討することをお勧めします。 - 他社への乗り換え
他社の商品と比較してから決断することで、より良い条件で保険を利用できる可能性があります。
手続き方法
- 解約を希望する場合は、大樹生命のコールセンターや担当者に連絡し、必要書類を提出してください。
- 今回の事件に関して不安がある場合、大樹生命が設置した専用窓口(フリーダイヤル:0120-112-887)に相談することもできます。
注意点
- 解約後は保障がなくなるため、新しい保険加入までの空白期間に注意してください。
- 今回の事件を理由にした解約では特別な補償や優遇措置は期待できない可能性があるため、慎重に判断してください。
最終的には、自身の保障ニーズや経済状況に合わせて判断することがポイントになります。
参考:
- https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000398424.html
- https://www.taiju-life.co.jp/corporate/news/pdf/20250117_1.pdf
自分が契約している保険会社は大丈夫なのか確かめる方法
保険会社や担当者が信頼できるかを確認するためには、以下の方法を活用できます。
保険会社の信頼性を確認する方法
- 格付けを確認する
- 保険会社の財務健全性や支払能力は、第三者機関による「信用格付け」で評価されています。例えば、「AA」や「AAA」などの高い格付けが付与されている会社は、支払能力が高いとされています。
- 格付けは保険会社のウェブサイトや格付け機関(例:スタンダード&プアーズ、ムーディーズ、日本格付研究所など)で確認できます。
- ソルベンシー・マージン比率をチェック
- ソルベンシー・マージン比率は、保険会社が予測を超えるリスクに対応できる支払余力を示す指標です。
一般的に「400%以上」が安全とされます。
これも保険会社のウェブサイトやディスクロージャー誌で公開されています。
- ソルベンシー・マージン比率は、保険会社が予測を超えるリスクに対応できる支払余力を示す指標です。
- 過去の経営状況や破綻事例を調査
- 保険会社の過去の経営状況や破綻事例を調べることで、リスクを把握できます。
破綻時には「契約者保護機構」による救済措置がありますが、事前に経営の安定性を確認しておくことが重要です。
- 保険会社の過去の経営状況や破綻事例を調べることで、リスクを把握できます。
担当者の信頼性を確認する方法
- 契約内容や説明の透明性をチェック
- 担当者が契約内容を分かりやすく説明しているか、不明点に丁寧に答えているかを確認してください。
強引な勧誘がある場合は注意が必要です。
- 担当者が契約内容を分かりやすく説明しているか、不明点に丁寧に答えているかを確認してください。
- 覆面調査を活用
- 保険会社や担当者の対応力は、覆面調査サービスで評価されることがあります。
調査員が顧客視点で接客態度や説明内容を評価し、問題点を洗い出します。
- 保険会社や担当者の対応力は、覆面調査サービスで評価されることがあります。
- 顧客レビューや口コミを見る
- 他の顧客からの評判や口コミも参考になります。
ただし、情報源が信頼できるかどうかも確認してください。
- 他の顧客からの評判や口コミも参考になります。
- 定期的な契約見直し
- 一度契約した後も、定期的に契約内容を見直すことで、不正や不適切な提案がないか確認できます。
複数社で比較相談することも有効です。
- 一度契約した後も、定期的に契約内容を見直すことで、不正や不適切な提案がないか確認できます。
注意点
- 不審な点があれば、早めに保険会社のコールセンターや第三者機関(金融庁など)に相談してください。
- 担当者個人ではなく、会社全体としての信頼性にも目を向けることが重要です。
これらの方法で、自身の保険契約と担当者について適切に評価し、安全性を確認できます。
参考:
- https://www.jcr.co.jp/pdf/dm26/Life_Insurance20050531.pdf
- https://www.fsa.go.jp/singi/solvency/siryou/20070222/07-1.pdf
契約時に詐欺にあわない対策
契約時に詐欺にあわない対策として、生命保険会社の担当者と直接会社に出向いて話をすると言う方法があると思います。
実際に筆者はこの方法で保険の契約をすることにしています。
生命保険会社の担当者と直接会社に出向いて話をする方法には、いくつかのメリットがあります:
- 信頼性の高さ:
会社の公式な場所で相談することで、より信頼性の高い情報を得られる可能性が高くなります。 - 豊富な情報:
会社の本拠地では、より多くの資料や情報が入手できる可能性があります。 - プライバシーの確保:
専用の相談スペースが用意されていることが多く、プライバシーが守られやすい環境で相談できます。 - 落ち着いた環境:
他の場所と比べて、ゆっくりと保険相談ができる環境が整っていることが多いです。 - 複数の商品比較:
会社によっては、その場で複数の保険プランを比較検討できる可能性があります。 - 迅速な手続き:
必要な書類や手続きをその場で行える可能性が高く、保障開始までの時間を短縮できる場合があります。



会社で契約についての説明を聞けば、他の職員の目もあるし、足りない書類もすぐに出してくれるよね。



懲戒解雇されていたら、会社でお客さんと会う事は出来ないしね。



自分の担当者だけでなく、その人の上司を紹介してくれたこともあったよ。
複数の人と顔を合わせることができるのもいいね。
ただし、以下の点に注意が必要です:
- 事前予約が必要な場合が多いです。
- 移動時間と交通費がかかります。
- 特定の会社の商品に限定されるため、他社との比較が難しい場合があります。
総合的に見て、生命保険会社に直接出向く方法は、落ち着いた環境で詳細な情報を得たい方や、特定の会社の商品に興味がある方にとっては、とても良い選択肢となり得ると思います!
まとめ
・大樹生命の詐欺事件を理由に解約はできるが、いくつかの注意事項があるので、大樹生命が設置した専用窓口(フリーダイヤル:0120-112-887)に相談することがおすすめ。
・自分が契約している保険会社は大丈夫なのかを確かめる方法は、格付けやソルベンシー・マージン比率を確認する方法がある。
・契約を行う時は、生命保険会社に直接出向くのも一つの方法。
懲戒解雇された人は会社での対応はできないし、複数の人の目があることが安心。
今回は、大樹生命の詐欺事件に関連して、大樹生命の詐欺事件を理由にで解約できるのか?また、自分の保険会社が大丈夫なのかを調査しました。
皆さんも是非詐欺にあわないように、日ごろから注意をしていきたいですね。